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【動画】ウィシュマさん入管カメラ映像は見れる?収容理由はなぜ?収容〜死亡まとめ

こんにちは。

スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんが名古屋出入国在留管理局で収容中に亡くなった事件で、出入国在留管理庁は監視カメラ映像の一部を遺族に公開しました。

カメラ映像を見た遺族は、ひどく悲しみ

視聴中にショックで吐いたともされています。

遺族は記者団に向かい

「日本の全ての外国人は見るべきだ。入管は人の道を外れている」

と話しています。

遺族へ公開されたこの監視カメラ映像は

すべての人が見るべきものだと思いますが、

その動画は見れるのでしょうか?

また、今回ウィシュマさんが収容された

理由とともに見ていきます。

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ウィシュマさんが収容された理由は?事件まとめ

そもそもウィシュマさんが収容されていた

理由はなんだったのでしょうか?

この事件を簡単にまとめます。

ウィシュマさんは「日本の子ども達に英語を教えたい」という夢と共に、2017年6月留学生として来日。期間は1年3ヶ月

2018年9月 難民認定申請→2ヶ月の在留許可

12月 更新申請したものの不許可。

学費を払えなくなり日本語学校の学籍を失ったことで、在留資格も失います。

約2年間所在不明の後、

自ら出頭し不法残留で逮捕され、

昨年2020年8月に同局に収容。

ウィシュマさんは収容後に同居していた、スリランカ人男性から暴力を受けたと訴えていました。

出入国在留管理庁では、家庭内暴力DVの被害者として認知した場合、事情を聞くと定めているのに実施せず。

21年1月中旬に体調が悪化。

今年1月28日、嘔吐に血がまじるようになり自力で歩けないほど衰弱し、外部の病院での治療などを求める。

1月から死亡した3月までに、診療室4回、消化器内科・精神科 計6回病院で受診。

2月上旬頃から、自力で歩けず車椅子を使うようになる。

中間報告によると、ほとんど水分しか取れず、お粥などをスプーン何さじか食べるものも吐いてしまうということが続いていた。

2月中旬以降は寝たきりの状態になり、トイレも職員の介助が必要だった。

死亡当日、処方された抗精神病薬を服用

2021年3月6日に33歳の若さでウィシュマ・サンダマリさんは亡くなりました。

その後、事件から5か月が過ぎた8月10日に入管庁が最終報告書を公表。

上川法相は同庁に対し、第三者の有識者を交えた調査を指示。

調査の結果、非常勤の内科医を週2回各2時間しか確保できていなかった・容体が悪化して死亡した日は休日で、医療従事者が不在となるなど十分な体制が整っていなかったことがわかる。

ウィシュマさんの治療を求める訴えを職員が「誇張」だと疑い、幹部まで情報共有せず。

組織的な対応につながっていなかった事が判明。

しかし、司法解剖の結果などを踏まえても、死因の特定には至らなかったという。

司法解剖をしても死因がわからなかったとは明らかにおかしいと思います。

なにかバレたくない・隠したい情報があるように思えます。

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ウィシュマ(スリランカ女性)なぜ帰国しなかった?収容理由とは

ウィシュマさんが収容された理由は前述したとおり、

留学生として来日したものの、
学費が払えず学籍を失い、
在留資格を失ったため

でした。

しかし、それならば自国に帰ればいいのでは?との声も多く聞きます。

様々な複雑な帰れない理由を持つ外国人の方たちがいますが、ウィシュマさんの場合

・収容された当時、スリランカ行きの定期便は飛んでおらず帰国したくても帰国できなかったこと

・日本で勉強を続ける夢を諦められなかった

などの事情からウィシュマさんは名古屋入管に収容され続けていたそうです。

スリランカ現地のインターナショナルスクールで日本人の子どもにも教えていた経験があり、日本人の子どもの礼儀やマナーの良さから、ウィシュマは日本が好きになり、日本に行きたいと思うようになった

そんなウィシュマさんがこのようなことになってしまったのは本当に残念で仕方ありません。

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ウィシュマさん入管カメラ映像の動画は見れる?

ウィシュマさんが死亡するまでの2週間を

記録した入管の監視カメラ映像が遺族へ

公開されました。

この動画はどこで見られるのでしょうか?

ウィシュマさんの映像は、現在のところ

遺族の方へしか公開されていないようです。

また、悪質な管理をしていた入管のこと

ですから、今後この映像が一般にむけて

公開されるかどうか怪しいところのように思えます。

YouTubeには、入管の過酷な状況がみてとれる動画がありました。


ウィシュマさんとはまた違うのでしょうが、

映像では衰弱して自力では歩けず、

食事も水も吐いてしまうほど

危ない」状況だったといいます。

さらにそこには職員による

信じられない発言も明らかにされました。

食べることもままならなくなっていた

ウィシュマさんが、カフェオレをふき出した際には

鼻から牛乳」。

死亡した日の朝には、職員の問いかけに

「あー」とうめき声を発した

ウィシュマさんに対して

ねぇ、薬きまってる?

と発言していたとあります。

記録された映像は2週間分ありましたが、

公開されたのは2時間に抜粋したもので、

遺族は全ての公開を求めています。

遺族は今回の映像を見て、

お姉さんを助けることができたのに、犬のような扱いをしていました

指宿弁護士は、

「少なくとも医療体制だけの問題ではありません。問題となっているのは、被収容者を人として見ないという意識の問題です。人として当然の認識・意識が欠けているという問題です」

と話しています。

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世間の反応

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まとめ

今回はウィシュマさんの入管死亡事件について見てきました。

私達にはまだまだわからないことが多く、

ウィシュマさんが死亡してしまったことも

そうですが、入管の労働事情もわからないこと。

不法に滞在している人の中には悪質な人もいるでしょう。

法律に基づき人権に関わらず裁くか、

人権を優先し法律をないがしろにするのか。

どちらも両立することはできないのでしょうか。

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