こんにちは。
ドラゴンボールの作者で知られる鳥山明さんの訃報が伝えられました。
鳥山明さんの死因は「急性硬膜下血腫」と発表がありました。
この急性硬膜下血腫となる原因のほとんどは外的要因だとされていますが、一方で脳腫瘍手術の失敗が原因では?とも言われているようです。
今回は鳥山明さんの死因が脳腫瘍手術の失敗だったのか?事故や転倒説などをまとめて調べてみました。
鳥山明の死因は急性硬膜下血腫
鳥山明さんの死因は急性硬膜下血腫です。
漫画『ドラゴンボール』作者で知られる漫画家・鳥山明さんが1日に、死去した。68歳。『ドラゴンボール』の公式サイトで8日に発表された。
<公式サイトより>
ファン、関係者の皆さまへ 突然のご報告になりますが、 漫画家・鳥山明は2024年3月1日、急性硬膜下血腫により永眠しました。68歳でした。
公表された死因である急性硬膜下血腫とはどんな病気なのでしょうか。
急性硬膜下血腫

鳥山さんの死因となった急性硬膜下血腫は、主に頭に強い衝撃を受けることにより脳の血管が傷ついて出血し、脳を覆っている硬膜と脳の間に血だまりができた状態をいう。
つまり、事故や転倒など頭に強い衝撃を受ける外的要因が原因で起こるものです。
脳が損傷し、血腫が脳を圧迫するため意識障害、半身まひなどの症状を伴うことが多いとのこと。
過去には有名人も同じ急性硬膜下血腫で亡くなっている方がいます。
- 2011年1月:俳優の細川俊之さん「自宅で転倒して頭を強打」
- 2022年10月:ザ・ドリフターズの仲本工事さん「交通事故で頭を強く打ち死去」
どんな人でも交通事故など避けられないものにより急性硬膜下血腫になることがありますが、高齢になると転倒といったリスクが増加します。
鳥山明の死因の原因まとめ!事故や転倒だった?

鳥山明さんの死因となる原因について、現在考えられる原因をまとめてみます。
- 転倒などで頭に強い衝撃を負った
- 交通事故にあった
- タバコ
- 脳腫瘍によるもの
一つずつ見ていきます。
転倒
一番可能性として高いと思われるのが、転倒による頭部への衝撃です。
68歳と高齢だった鳥山明さんですから、足元がおぼつかなく一瞬のきまぐれで転倒してしまい、頭を強打してしまったのかもしれません。
一部では、飲酒のし過ぎにより泥酔し転倒につながったのでは?という声もありますが、鳥山明さんはお酒が苦手という情報があります。
家族と気の合う友人や信頼している仕事仲間以外とは積極的に会わないと語っていたことから、外出先での転倒とは考えにくいですね。
交通事故
交通事故による頭部強打が考えられます。
しかしながら、交通事故にあったという情報は入ってきていません。
鳥山先生が事故に合われたのであれば、すぐに情報が周り大ニュースになってもおかしくありません。
事故による急性硬膜下血腫の可能性は低いのではないでしょうか。
タバコの吸いすぎ
急性硬膜下血腫の原因として、外傷による脳挫傷のほかにも、硬膜外血腫の起こる原因として血管が脆いことも挙げられます。
鳥山明さんはヘビースモーカーとして知られるほどタバコを吸っていたようです。
長年の喫煙により血管が脆くなり、少ない衝撃で脳挫傷を引き起こしてしまったことも考えられます。
脳腫瘍の手術
そして最後に「脳腫瘍の手術」が考えられます。
実は鳥山明さんは、生前に「脳腫瘍の手術を受ける」と関係者に話していたことが分かっています。
関係者によると、鳥山氏は「2月に脳腫瘍の手術をする」と話していたという。期待作の公開を控えた決断だったが、帰らぬ人となった。
引用:Yahoo
つまりは、2月の時点ですでに脳腫瘍が見つかっており、手術の予定も決まっていたということですね。
ということは、関係者に話す以前にすでに脳腫瘍を患っており、検査による発見、手術日の決定、までの期間があったということ。
ネット・SNSではこの脳腫瘍の手術で失敗したことが直接的な原因だったのではないかとも言われているようです。
鳥山明の死因は脳腫瘍手術の失敗説
鳥山明さん亡くなったけど
死因は急性硬膜下血腫って
外傷からなるとのことだよね?
そして、2月に脳腫瘍の手術をすると公表していたということは?
これって手術失敗、医療ミスで亡くなったのか??
— キューピーさん (@qpyan0330) March 9, 2024
結論から言うと、鳥山明さんの死因の原因が脳腫瘍手術の失敗だったことはないと思われます。
そもそも、手術の失敗が原因であればそれこそ医療ミスといい問題として取り上げられるでしょう。
また、「急性硬膜下血腫」ということですから、突然訪れた疾患ですので防ぎようがなかったのは想像できますね。
公式から公表している以上は、手術の失敗という”誰かの責任”が発生するようなことではなく、致し方ない運命だったという”正々堂々”とした結果の報告だったに過ぎないということでしょう。
もし医療ミスであれば「担当した医者は誰だ?」「病院はどこだ?」など少なからず詮索するものも現れ世間が責任を追求する行動が出てきてしまいますから、死因を隠すのではないでしょうか?
鳥山先生ほどの人物ですからなおさらでしょう。
いずれにせよ、鳥山明さんが亡くなられたのは事実ですし、これが運命だったと受け入れるしかありませんね。
ご冥福をお祈りします。