こんにちは！
笑ってこらえて！の日本列島ちょっと昔の旅の中で紹介される方
美術修復家『吉村絵美留（えみいる）』さん！
あまり聞きなれない美術修復家である
吉村絵美留（えみいる）さんは、
多くの美術館や画廊、またコレクター達の作品の修復を手がけています。
今回は美術修復家『吉村絵美留（えみいる）』さんとはどんな人なのか、
経歴やプロフィール、結婚・家族や子供などの現在について見ていこうと思います。
吉村絵美留（えみいる）の経歴wikiプロフィール
出典：シブヤ経済新聞
・名前 吉村絵美留
・読み （よしむら えみいる）
・生年月日 1949年
・年齢 72歳
・職業 美術修復家
・出身地 東京麹町
吉村絵美留（えみいる）という名前ってあだ名みたいですごいですよね。
でも実は本名なんです。
どんな思いで両親がつけてくれた名前かは分かりませんが、
海外からの影響が大きそうな気がします。
吉村絵美留（えみいる）の経歴
1949年（昭和24年）東京麹町に生まれ
1966年（昭和41年）18歳で國學院久我山高校を卒業。
1968年（昭和43年） 国立西洋美術館在職の黒江光彦氏に師事。
1969年（昭和44年） 明治記念絵画館作品修復。
1969年（昭和44年）～1976年（昭和51年） 東京国立近代美術館収蔵太平洋戦争画絵画修復。
1973年（昭和47年） 修復家として独立。
1974年（昭和48年） 以降、毎年フランスやドイツなどで修復技術の研修を重ねる。
1988年（平成元年） ヨーロッパ各修復研究所との技術交流。
1989年（平成2年） アメリカ・カナダなどの各修復研究所と技術交流を重ねながら、日本の多くの美術館や画廊、またコレクター達の作品の修復を手がけて、現在に至る。
2005年（平成17年） 岡本太郎作巨大壁画「明日の神話」修復プロジェクトを進める。
現在、有限会社 吉村美術研究所 代表取締役を務める。
吉村絵美留さんは20歳ですでに美術修復をし24歳で独立。
海外へ行き修復技術を学びながらも、
多くの美術作品を直しておりその技術はかなりのものでしょう。
笑ってコラえて！でも放送された、
「明日の神話プロジェクト」は約30年も
行方不明だった岡本太郎の幻の巨大壁画
『明日の神話』がメキシコシティ郊外で
発見され修復して欲しいというものでした。
しかし、「明日の神話」は長年雨ざらし
で放置されほぼガレキ状態。
さらに解体も予定されていたという悲惨な
状態でした。
こんな状態の「明日の神話」を修復するため『明日の神話』再生プロジェクトを立ち上げ、
今まで学んだすべてを注ぎ執念とその最高の技術で修復。
2006年6月には修復が完了、同年7月に
汐留にて初めて行われた一般公開では、
50日間という短期間の中で述べ200万人
の入場者が集まったそうです。
現在も現在、JR線渋谷駅と京王井の頭線
渋谷駅を結ぶ連絡通路（マークシティ内）
に展示されているので見たい方はぜひ
行ってみてください！
吉村絵美留（えみいる）の結婚や家族子供はいる？
吉村絵美留さんの家族や子供などが気に
なったためインターネットやSNS等を
調べたのですが、家族や子供・結婚に
ついての情報は出てきませんでした。
そもそも吉村絵美留さんについての情報
があまり出ていないためプライベートな
ことは表に出したくないのかもしれませんね。
これだけの功績を残しており真面目な方
ですので個人的にはご結婚なさっている
と思いますし、子供もいると思いますね。
吉村絵美留（えみいる）の修復動画・本
吉村絵美留の動画
吉村絵美留さんの絵に対する情熱がわかる
動画がありましたのでご覧ください。
吉村絵美留の本
吉村絵美留さんの本も出版されています。
吉村絵美留（えみいる）の修復作品
- 東京国立近代美術館非常勤職員として収蔵作品修復
- 東京芸術大学収蔵作品修復
- 愛知県名古屋市立美術舘専属顧問として収蔵作品修復
- 明治記念絵画舘作品修復
- 福岡県立美術館作品修復
- 法務省収蔵作品修復
- 愛知県杉本健吉美術館専属顧問として収蔵作品修復
- 石川県立美術館作品修復
- 宮本三郎記念美術館収蔵作品修復
- 名古屋市ヒマラヤ美術館顧問として収蔵作品修復
- 三岸節子記念館収蔵作品修復
- 愛知県稲沢市立荻須高徳美術館収蔵作品修復
- 東京都三鷹市役所収蔵作品修復
- 東京都多摩市役所収蔵作品修復
- 工業倶楽部収蔵作品修復
- スペイン・バルセロナ市ミロ美術館所蔵作品展覧会作品管理
- 西ドイツ・ベートベンハウス所蔵作品展覧会作品管理
- 西ドイツ・ドイツ銀行所蔵作品展覧会作品管理
- オランダ・ゴッホ美術館展覧会作品管理
- イギリス・大英博物館所蔵作品展覧会作品管理
- スペイン・ダリ財団所蔵作品展覧会作品管理
- 愛知県・豊田市美術館所蔵作品修復
- ニューヨーク・キース・へリング財団所蔵作品展覧会作品管理
- 川崎市岡本太郎美術館所蔵作品修復
- テキサス州キンベル美術館モネ展作品管理
- 岡本太郎作巨大壁画「明日の神話」修復プロジェクト
こうしてみるとかなりの作品を修復して
きたのがわかりますね。
以前にはスペインで美術品が修復家では
ない人に修復され、残念な見た目になって
しまった事もニュースになっていましたね。
吉村絵美留さんのような方がいるからこそ
そんなことにならず現在私たちが見ること
のできる作品も数多くあることでしょう。
吉村絵美留さんは現在ご高齢ではあります
が、これからも美術というものの命を
伸ばす修復家として活躍してほしいですね。
