こんにちは!
小説「Blue」で芥川賞にノミネートされた1人「川野芽生(かわのめぐみ)」さん。
過去には「Lilith」で歌壇賞、現代歌人協会賞を受賞しており注目を集めています。
今回は、川野芽生さんがどんな人物なのか?家族や高校などwikiプロフィールについても見ていきましょう!
川野芽生の年齢・wikiプロフィール
名前:川野芽生
読み方:かわの めぐみ
生年月日:1991年12月17日
年齢:32歳(2023年現在)
出身:神奈川県泰野市
川野芽生さんは1991年・神奈川県出身の歌人、小説家です。
小説「Blue」が2024年1月17日発表の芥川賞にノミネートされました。
川野芽生の家族│両親(母親・父親)と兄弟・姉妹
川野芽生さんの家族構成は、分かっているだけで父親・母親・姉・本人・(もう一人の兄弟)・祖母の6人です。
自身のノートで、「きょうだい3人で...」と書かれているため、3人兄弟のようです。
6人ですから家族としては多い家族ですよね。
家族は一般人であるため、顔写真やプロフィールなどは公表していないようです。
川野芽生さんを調べてみると、家庭環境がちょっとややこしい事がわかりました。
母親と祖母
川野芽生さんの母親と父親は、どちらも研究者でした。
そのためか、どちらもファッションやおしゃれに関心がなく時間やお金を使わず、むしろ「俗っぽいおこない」として軽蔑しているところがあるようです。
なぜそうなったのか。
それは川野芽生さんの祖母(母の母親)がフェミニズム的な考え方の人で、女性がおしゃれであること、を子供にはさせないようにしていました。
祖母は、美人でハイカラな人で頭もよくプライドも高かったそう。
そして性格がすごくキツかったため、女性だからという理由で
- 川野芽生さんの母を大学には行かせなかった
- 子供が優秀でも褒めなかった
そのため、川野芽生さんの母は、
女性らしい服を着ること、
大学に行くこと
をよく思っていなかったそう。
そこから、川野芽生さんには中性的な、ボーイッシュな子供に育てたがりました。
髪も長くできない、スカートよりズボン、ピンクより青
中学生のころには、伸ばしていた髪を母に切られて寝込んだこともあったそう。
そんな育て方から川野芽生さんは反発するように、フリルやリボンやレースが好きな子供に育っていきました。
しかし、大人になった川野芽生さんは後述しますが、ロリータ服を来たロリータになり現在では両親もその姿に慣れ服のリボンを結ぶのを手伝ってくれるんだそう。
自由ではなかった子供時代は親を嫌っていたのかもしれませんが、今ではお互いの気持ちを理解しているのでしょうね。
父親
川野芽生さんの父親は前述した通り、ファッションや服には興味がなくすこし偏った考えの方のようです。
川野芽生さんがカラーリングモデルに声をかけられ初めて髪を染めた時には、父はひどく不機嫌になったといいます。
子供に服を買うこともほとんどなかったそう。
SNSでは1件だけ父親に関しての投稿をしています。
お父さんは北海道の出身の方かもしれませんね。
川野芽生さんがロリータ服を着付けていると
「絵本に出てきそうな服だね」
「オルゴールの上で踊ってそう」
「今日は舞踏会でもあるの?」
と話しかけてくるそうなので、娘のファッションにすこしは興味を持ったのかもしれませんね。
姉
川野芽生さんには姉がいます。
2023年8月には、「奇病庭園」を出版した祝いにお姉さんから花をもらったようです。
https://twitter.com/megumikawano_/status/1689983758852927488
妹思いの優しいお姉さんですね!
また、もう一人兄弟がいるようですが、男なのか女なのかは分かっていません。
ですが自身のノートに「きょうだい三人で」と書かれていることから、もう一人の兄弟は男性の可能性が高そうです。
川野芽生の経歴│ロリータで東京大学の講師!
川野芽生さんは1991年に神奈川県で生まれます。
子供の時からとにかく本が好きで、保育園児のときに外で遊んでいるときも「中で本で読みたい!」と思っているくらいでした。
両親がどちらも研究者だったこともあり、時間的・経済的にはあまり余裕がなかったものの、本の読み聞かせはしてくれました。
しかも毎週末には、隣町の大きな図書館まで家族全員で車で行き、親の分の利用者カードも使い、たくさんの本を借りていたそう。
そのためか、本を読むのが好きなゆえに小学生時代はいじめられっ子でした。
それでも、本を読み作品を書くようになり、中学高校では文芸創作系の部活に入り、詩や小説をかいていました。
東京大学に入学
本をよく読んでいたことから、勉強はできていたのでしょう。
2010年にはなんと東京大学に入学し、短歌に出会うと東京大学本郷短歌会に入会、めり込むように没頭。
- 短歌同人誌『穀物』結成(2014)
- 「怪獣歌会」結成(2015)
それでも誰かが自分の小説を読めたら嬉しい人はいるだろうなという思いから小説家を目指すように。
短歌の新人賞の授賞式
2017年、第3回創元ファンタジイ新人賞最終候補に選出。
2018年、「Lilith」30首により第29回歌壇賞受賞
2021年、歌集『Lilith』により第65回現代歌人協会賞受賞
現在はなんと、東京大学大学院博士課程に在籍しながらも、大学非常勤講師として授業も教えています。
ロリータ姿服がかわいい!
前述したように、川野芽生さんは親からの反発で服は自分の好きなものを着るようになり、現在はロリータ服をきています。
すごくかわいいですよね!
ファッションを好きにできなかった子供時代から、現在は東京大学に入り好きなロリータ服を着ることを実現している。
かわいいしかっこいい!
川野芽生の学歴│出身高校・大学
中学・高校
川野芽生さんの出身高校は公表されていません。
ただ、中学校と高校は女子校だったといいます。
そのため性差別は受けず、外でもそれが普通だと思っていたそう。
しかし、大学に進学すると女性蔑視を目の当たりにすることが増えたといいます。
「学生は男性八割、女性は二割。『女性は結婚したら専業主婦』と決めつけたり、対等ではなくアクセサリーのように見られたり。フジノに特定のモデルはいませんが、(似たような性質の人は)たくさんいましたね」
大学
川野芽生さんの出身大学は、東京大学です。
東京大学への入学は2010年でしたが、現在は東京大学大学院の総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程に在籍中し、さらに大学非常勤講師としての顔も持ちます。
東京大学に入学してからは、短歌や小説を書き賞も受賞しています。
2017年、第3回創元ファンタジイ新人賞最終候補に選出。
2018年、「Lilith」30首により第29回歌壇賞受賞
2021年、歌集『Lilith』により第65回現代歌人協会賞受賞
川野芽生の作品・短歌
Blue
2024年1月17日に発売するBlue。
2018年短歌連作「Lilith」で第29回歌壇賞を受賞。
第65回現代歌人協会賞受賞! !
第29回歌壇賞を受賞し、幻想小説も発表する著者の鮮烈な第一歌集。