日航機事故のカップルその後！角田博且(力士)の彼女と現在【世界仰天】

こんにちは！

世界仰天ニュースで日航機墜落事故が取り上げられます。

この日航機JAL123便には多くの乗客を乗せ520人という被害を出しました。

今回は被害にあったカップル、力士の角田博且(かくたひろかつ)さんとその彼女についてきになりました。

角田博且さんの彼女やその後と現在について見ていきましょう。

角田博且の彼女が日航機墜落事故に

角田博且と彼女

出典

1985年8月12日、日本航空123便が御巣鷹山の尾根に墜落し、乗客乗員520人が亡くなるという悲劇が発生しました。この出来事が引き裂いた一組の若いカップルの物語があります。

19歳の相撲力士である琴天旭（角田博且）が大阪で出会った女性との関係から始まります。彼女は後援会長の娘で、博且との交際が始まりました。若くして相撲の世界で頭角を現す博且と、相撲が大好きな女性との出会いは、博且にとって新たな刺激となりました。

交際が進む中で、博且は相撲の試合で昇進し、彼女の応援もあって順調にキャリアを積んでいきました。しかし、1985年8月12日、彼女は家族との海外旅行から帰り、その後大阪に帰る途中にJAL123便に搭乗することになります。博且との最後の別れを交わし、予定外に同じ便に乗ることになりました。

事故発生

その日、博且は彼女との再会を楽しみにしていました。しかし、飛行機が消息を絶ち、事故が確認されると、博且は彼女の安否を確かめるために奔走します。彼女の名前が乗客名簿に載っていることが分かり、事故現場での身元確認の過酷な状況を経て、ついに彼女の家族と再会します。

しかし、彼女は既に亡くなっており、その瞬間が2人の最後の再会となりました。博且は絶望にくれ、相撲の試合やトレーニングに対するモチベーションを喪失しました。彼女を失った悲しみが、博且の未来に対する意味を見失わせたのです。

彼女からの贈り物

心に大きな穴が開いてしまった博且。
そんな時に一通の手紙が届いた。
送り主は亡くなった彼女の親友からだった。

「博且さんが持っていた方がいいから送ります。」という手紙と共に
同封されていたのは彼女が大切にしていたファイル

力士としての博且の活躍を細かく収めたスクラップブック。
各勝敗ごとに彼女の心温まるメモ

そして2人の思い出がいっぱい詰まったアルバム。
写真の横には当時の自分の気持ちが書き加えられている。
わずかな時間に会える喜びといつまでも一緒にいたいという未来への希望が
そこに記録されていました。

そしてそのファイルは1985年の7月場所で終わっていました。

彼女の友人から手紙と共に届いたスクラップブックやアルバムは、博且にとってかけがえのない宝物となりました。彼女との思い出が詰まったこれらのアイテムは、博且が再び前を向く力となりました。

【カップル】角田博且と彼女のその後

博且は相撲生活での成績に影響を受け、最終的には引退を決意します。

しかし、ちょんまげを結んだままの生活を選び、大阪でちゃんこ店を開業します。彼は彼女の墓がある関西に移り住み、再び新たな人生を歩み始めました。

しかし、数年後には博且を襲った病魔が現れます。脳出血で倒れ、右手足の麻痺と失語症に苦しむことになりました。手術の際、ちょんまげが切られたことにより、彼女との唯一の繋がりが断たれました。

しかし、その経験が彼に前進のきっかけを与え、再び山に登る決意を抱きました。

博且は山を登り、彼女の墓標に向かいました。彼女が命を落とした場所である御巣鷹の尾根は、彼にとって特別な場所でした。山頂に辿り着いた彼は、彼女との再会を果たしました。この出来事が、博且に新たなエネルギーと生きる意欲をもたらしました。

角田博且の現在

角田博且のwikiプロフィール

事故後、角田博且さんは彼女を失ったことのショックから、30年間独身を貫いてきました。

30年にわたり、恋人を失った痛みと向き合いながら、彼は彼女の思い出や墓標に敬意を払い続けました。彼女の本を出版することを考え、そのプロセスで編集者の美保さんと出会い、彼女に感謝の気持ちを抱きながら本を完成させました。

そして、この出会いが次第に恋愛感情に変わり、美保さんに結婚を申し込みました。二人は天国の彼女にも報告し、感謝の気持ちを込めて新たな生活を始めることを決意しました。挙式の予定はなく、静かに新たな暮らしのスタートを切ることを選びました。

「彼女が引き合わせてくれた気がします。きっと、祝福してくれると思います」と角田さんは語ります。

現在、51歳になった博且は、彼女の生きた証を多くの人に知ってもらいたいという思いから、御巣鷹の尾根に登り続けています。彼の物語は、愛と喪失、再生の過程を通じて、人々に感動と勇気を与えています。

まとめ

今回は日航機墜落事故の被害にあったカップル・角田博且さんと彼女についてみてきました。

彼女を失い30年間もの間独身を貫いたことを聞くと、私達じゃ考えられないほどのショックと葛藤があったでしょう。

それでも、周りにも助けられ現在も立派に生きておられる姿は人として素晴らしいですね！