こんにちは。
1月31日の世界なんだコレミステリーでは、1973年に起きた「豊川信用金庫事件」が取り上げられます。
この事件は女子高生3人が流したデマがきっかけで、愛知県の信用金庫から14億円もの取り付け騒ぎが起きたというもの。
この女子高生3人は誰なのか?名前やその後、顔画像や現在、
また取り付け騒ぎのその後について調べてみました。
豊川信用金庫事件の犯人とその後
豊川信用金庫事件は女子高生3人の会話が発端でした。
1973年12月に、愛知県で「豊川信用金庫が倒産する」というデマが流れたことから取り付け騒ぎが発生し、二週間弱という短期間で約14億円もの預貯金が引き出され、倒産危機を起こした事件です。
この事件は、女子高生3人が登校中の電車内で話しており、高校生BとCが、豊川信用金庫に就職が決まったAに対し「信用金庫は危ないよ」と話したことでした。
これは、「信用金庫(などの金融機関)には強盗が入るため危険」という冗談だったのに、「経営が危ない」と受け取ってしまったA子。
A子はその夜、親戚に「信用金庫は危ないのか?」と聞いたところ、「豊川信用金庫」のことだと思い込み。
さらに信金本店の近くに住む親戚に「豊川信金は危ないのか?」と電話。
その後、
美容院経営者→クリーニング業→その妻→主婦の間→通りがかりの住民
この問題が大きく広まったのは、クリーニング店の従業員の妻だったようです(↓の動画)
などなど、このように根拠のない噂が広まり、信用金庫から預金を下ろす人が続出。
1日で、59人により約5000万円が引き出され、「危ない」「潰れる」「明日はもうあそこのシャッターは上がるまい」と噂が更に広まる。
結果2週間で14億円も引き出され、警察も介入したことで落ち着きました。
女子高生の名前と現在は?【顔画像】
警察が調べると、女子高生が発端とわかりましたが、犯罪性がないとして誰も逮捕されることはありませんでした。
そのため、犯人とされる女子高生は公開されていません。
まぁ犯人ではないわけですから、一般人を特定することは晒し上げと一緒ですから、公表されないのは当然ですね。
知恵袋では、この事件と女子高生についてこう書かれています。
Q:1970年代に起きた豊川信用金庫事件でうわさを流した女子高生は、その後偽証罪か何かで逮捕されたのですか?
A:逮捕されていません。
ことの発端は、友人の「豊川信用金庫に内定した」に対して、「信用金庫は (強盗が入るから)危ないよ」と答えたもの。 彼女に悪意はなく、単なる友人とのおしゃべりです。 これでは信用毀損罪や業務妨害罪にもあたりません。
しかし友人は「信用金庫は危ない」が「豊川信用金庫が危ない」に聞こえて、親類に相談したせいで話に尾びれ背びれがついていきました。 世間知のない女子高生の話を、大人が噂話にするほうがおかしい。
当時(1973年)で高校生だったことから、50年たった現在は約70歳くらいになっているでしょう。
世間の反応
- 女子高生の日常会話から始まった事件か、、 まあ、どっかの誰かの言動がそれを聞いた人から 次から次へと広まって大変なことになるなら、 一つ一つの言動に注意して生活しないとな。
- これの面白い所は最悪の場合、結果としては「銀行が倒産する」という事象が本当に発生する可能性があるという事。 こッわ
- ネットもなかったのによくここまで噂が流れて地域を混乱させるまでになるのすごいですよね