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秋葉原無差別殺傷事件の真相はSNS!犯人の掲示板内容や書き込みとは【仰天ニュース】

こんにちは!

世界仰天ニュースで「秋葉原無差別殺傷事件」(秋葉原通り魔事件)について取り上げられます。

この事件は2008年に秋葉原で起きた大量殺人事件です。

この事件の犯人である加藤智大は死刑判決を受け、2022年7月に死刑が執行されました。

実は犯行の原因となった動機は、「掲示板」今でいうSNSでした。

犯人の加藤智大はSNSで誰とどういった書き込みをしていたのか?なぜ掲示板から犯行に及んだのか?

についてみていきます。

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秋葉原無差別殺傷事件の真相はSNS掲示板だった!

2008年6月8日に秋葉原無差別殺傷事件が起こりました。

犯人である加藤智大(かとうともひろ)は、トラックで通行人5人を次々とはねた後、通行人や警察官ら17人をダガーナイフで刺します。

これにより7人が死亡、10人が重軽傷を負った事件です。

 

この事件の犯人である加藤智大が事件を起こした動機は「SNS」が理由でした。

今でいうSNS、当時で言う掲示板ですね。

当時はスマホなんてものはなくガラケーと呼ばれる携帯電話であり、掲示板も誰しもが利用できました。

加藤智大はもともと、人とのコミュニケーションが苦手で携帯電話の掲示板を見つけるとすぐにのめり込んでいきました。

SNSで自分の掲示板を作ると、人が次々集まりその人たちが「仲間」となっていきます。

いつしか「心のよりどころ」となってしまっていたSNS。

 

そんなある日、加藤智大のSNSアカウントが何者かにより乗っ取りが起きます。

技術が発展した今でもSNSの乗っ取りはよくありますよね。

そんな中実生活でも、仕事や友人を失ってしまいます。

不幸の連続。加藤にとっては苦しかったことでしょう。

社会と繋がれるのはSNSしかないとして、さらに掲示板にしがみつくようになり孤立を恐れていきます。

 

荒らし行為や乗っ取りなどが起きると、自分の掲示板からどんどん人がいなくなってしまい「仲間」も消えてしまいます。

いつしか「心の拠り所」だったSNS掲示板は、仲間を取り戻すための道具となり湧いて出てきた”荒らし””乗っ取り”に憎悪がわいてきます。

 

「仲間を取り戻すため」そのためにどうすればいいかと考えた加藤智大は、人を集めればいいと考えその結果、

過激な投稿」をしていきます。

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加藤智大はSNSにどんな内容の書き込みを?

加藤智大は秋葉原通り魔事件を起こすまでにSNS掲示板になんと3000回以上も書き込みをしていました。

すでにこの時携帯依存症になっていたようです。

2008年2月に「不細工なせいで孤独な男」という人物を演じたところ他利用者からの反応が良かったため、それ以降「不細工スレの主」として自虐的な書き込みを続けて行きました。

乗っ取りや荒らしによりいなくなっていく「仲間」を取り戻そうと、荒らしやなりすましに対して、過激な投稿をし始めてしまいます。

加藤智大の掲示板への書き込み内容

加藤智大が実際に投稿していた内容を紹介します。

自虐ネタ

元々自分を自虐ネタで人気になっていった加藤。

この嫌われ者が、というスレがありました。 間違いなく私のことだと思いました。 スレを開いたらやっぱり私のことでした。

笑うことはストレス解消になるのだそうです。 最後に笑ったのはいつでしょうか。 いわゆるお笑い番組を見ても、 くすりとも笑えない私は異常ですか?

携帯ばっかりいじっていてはダメということらしいですけれど、 現実では誰にも相手にされませんもの。 ネットなら辛うじて、奇跡的に話してくれる方がいます。

顔のレベル…0/100 身長…167 体重…57、 歳…26 肌の状態…最悪 髪の状態…最悪、 輪郭…最悪 普段会う人の人数…0 普段話す人の人数…0 自分の好きな所…無し 自分の嫌いな所…全て 最近気を使っていること…無し これだけは他人に負けられないこと…無し

不細工な私の命の価値はゴミ以下ですよ

徐々に豹変していく内容

雨、やんでる。 素晴らしいことだ。 俺、病んでる。 素晴らしいことだ。

私が勝手に友達だと思っている人は居ますけれど、 相手が私をどう思っているかは分かりません。 向こうから何かに誘ってこないということは、 私はただの鬱陶しい不細工なのでしょうね。

俺がなにか事件を起こしたら、 みんな「まさかあいつが」って言うんだろ。

友達が1人も居ない俺の気持ちがお前らに分かるか。 分かるわけないよな。

人と関わりすぎると怨恨で56すし、 孤独だと無差別に56すし… 難しいね。

俺にとってたった一人の大事な友達でも、 相手にとっては100番目のどうでもいい友達なんだろうね。 その意識のズレは不幸な結末になるだけ。

現実が見えた。 いや、もう死のうか。 もう生きる価値なんて結局無かったよな。 薬のんで飛び降りよ。 消えたい。 生きてても楽しいことなんてない。

やりたいこと…サツジン 夢…ワイドショー独占

犯行直前の書き込み

事件を起こさなければ、掲示板を取り返すこともできない。愛する家族もいない。仕事もない。友人関係もない。そういった意味で居場所がない(※公判での証言)

車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います みんなさようなら

俺が騙されてるんじゃない 俺が騙してるのか

大人には評判の良い子だった 大人には

秋葉原に着いた。 今日は歩行者天国の日だよね?

時間です​​

そして犯行に及びました。

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英雄とされていた加藤智大

加藤智大は掲示板に自虐キャラで書き込みをしていました。

「負け組は生まれながらにして負け組なのです まずそれに気付きましょう そして受け入れましょう」

こういった書き込みから、共感する人も多く加藤智大を負け組の英雄とし、「神」「教祖」「救世主」とまでする人もいたんだそう。

 

しかし、この投稿をしていた加藤は

「本気で自分を「負け組」だと考える人のことは全く理解できません。また、自分の努力不足を棚に上げて「勝ち組」を逆恨みするその腐った根性は不快です」

書き込みとは真逆のことを話しているんです。2重人格だった可能性も捨てきれませんが、その可能性は低いと思います。

 

ここから察するに、実は加藤智大はまともな人間だったのではないでしょうか?

家庭状況や現実でうまくいかないことがあったとはいえ、元々は普通の人間だった。

誰しも簡単に他人と話せるネット。

現在でもTwitterやインスタなどにハマる人は多いですし、コミュニケーションも苦手で自分の容姿に自信がない加藤智大であればなおさらでしょう。

友達や仲間が欲しかった加藤は共感してくれる内容として「自虐」を選び、その結果多くの共感者が増えた。

しかし、なりすまし荒らしが増え仲間がいなくなったことにより荒らしへの憎しみがこみ上げ、現実からも逃げたくなった末に殺人事件を起こしたということでしょう。

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実は普通な人間だった人物がここまでの事件を起こす。

誰しもつらいことや苦しいことはありますが、結果的にこのような事件を起こすことはあってはなりません。

死刑は執行されましたが、失われた命は帰ってきません。

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