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宝塚市学童誘拐事件の真相!犯人の人物像と時系列【仰天ニュース】

こんにちは!

世界仰天ニュースで「小学生誘拐事件スペシャル…身代金3000万円消えた息子」が取り上げられます。

(こちらの事件についてネット上で探しましたが、どの事件についてなのか番組予告で明言されていないため、間違いのある場合があります。ご了承ください。)

ある日の登下校中の小学生が誘拐され、突然壊された家族の日常。

実行した犯人からは3000万円の身代金要求。

身代金を回収をしながら逃亡を続ける犯人に対し、解決の糸口を探る被害者家族と捜査官。

取り上げられるこの事件は「宝塚市学童誘拐事件」と思われます。

この事件は後に「誘拐報道」という映画化もされています。

 

今回は、仰天ニュース誘拐事件スペシャルの「宝塚市学童誘拐事件」について犯人の人物像や時系列をまとめてみました。

 

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宝塚市学童誘拐事件の概要【仰天ニュース】

宝塚市学童誘拐事件を時系列にまとめてみます。

犯人の名前はネットでは公開されていません。この事件のモデルの映画では犯人は「古屋数男」という名前でした。

仮名として犯人の名前を古屋数男としてお伝えします。

【1980年1月23日】

大阪府豊中市の私立学校に通う小学1年生が下校中、阪急中山駅(当時)の付近で誘拐されました。

被害男児は、宝塚市の歯科医師の長男でした。

犯人は古屋数男(仮名)という男で、多額の借金を抱えていてその借金を返すために視界の息子を誘拐しました。

 

16時40分、歯科医師の自宅に容疑者から電話がかかります。

内容は「身代金3000万円の要求」でした。

誘拐事件では数百万~一千万ほどの要求が多い中で、3000万円というのは当時の貨幣価値を見てもかなりの額だったことがわかります。

男児の家は医者だったことから裕福でありたくさんのお金も持っていると考えたため、下調べをしたうえで誘拐に踏み切ったと思われます。

 

【1月25日】

警察と被害者家族による、犯人との電話交渉は計8回にも及びました。

 

兵庫県警の自動車警ら隊の隊員2人は路上で怪しい人物を発見し、職務質問をします。

なんとその人物が犯人だったのです。

 

15時前、武庫川の堤防で兵庫県警の自動車警ら隊が容疑者を緊急逮捕します。

 

警察は犯人の車のトランクに入れられていた被害者の男児を発見。

男の子は「両手・両足・口・目」にガムテープを張られた状態でした。

 

男児は殺害されることなく、無事救出され犯人は逮捕と不幸中の幸いの結果となりました。

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犯人の人物像・犯行動機

犯人である古屋数男(仮名・映画での名前)はなぜ男児誘拐の犯行をしてしまったのでしょうか。

 

古屋数男(仮名)は、結婚しており妻と1人の息子がいる普通のサラリーマンです。

古屋数男(仮名)には喫茶店経営という夢がありました。

サラリーマンとして働いていた古屋数男(仮名)は、喫茶店を開くためにサラリーマンをやめ、喫茶店のバーテン、雇われマスターとして経験を積んでいきます。

経験と資金を貯めていき、ついに大阪市内で夢であった自分の店を開くにまでこぎつけました。

しかし、そのうらで知人に貸していた300万円の手形を、知人が返せないと言ってきます。

(借金ではなくまさかの貸す方という。。)

 

その知人との話し合いの末、ある韓国人から2000万円を騙し取ります。

しかし、そのことが暴力団に見つかると組員の目を逃れるために喫茶店を閉め、親子3人(容疑者とその妻・息子一人)、箕面市内で隠れるようにして暮らすことに。

 

暴力団にびくびくして生活することは無理だと悟ったのか、金をだまし取った韓国人に金を返すことを決意。

喫茶店の利権、遺産、実兄から借金をするなどして韓国人に2000万円を返済しますが、その後は定職に就けず生活が困窮します。

夢だった自分の店を開くことができ、妻や子供と生活することもできていたはずですが、いつのまにか生活費や子供の授業料も払うことができなくなっていました

追い詰められた古屋数男(仮名)はとうとう誘拐事件を企て、自宅にあった子供の学園名簿からPTA会長である歯科医宅を見つけ犯行に及びました。

当時は学校の名簿に家族の情報や電話番号などが書かれていることが多く、プライバシーというものの意識もかなり低い状態でした。

ここで驚いたのが、「息子の学園名簿から被害者宅に狙いをつけた」というところ。

つまり、自分の子供と同級生の子供を狙ったんです。

 

友達同士だったかは定かではありませんが、もしそうだったとしても息子からすると友達がある日突如誘拐され、その犯人が自分の父だなんて全く想像できないでしょう。

しかもその事実を知ってしまったときには、これ以上ない恐怖とトラウマに襲われたのではないでしょうか。

 

こうして起きた宝塚市学童誘拐事件は犯人逮捕によって終結しました。

映画化「誘拐報道」

1982年にこの事件をモデルとした「誘拐報道」という映画が製作されています。

主演は萩原健一さん、小柳ルミ子さん、伊東四朗さんなどが出演しており映画サイトでは★4となかなか評価が高い作品です。

 

面白いというレビューを多く見かけているため気になる方は、事件の内容が詳しく描かれているため見てみるのも面白いかもしれません。

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